要チェック!記事
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夜勤の仕事にチャレンジする前に知っておきたいメリットとデメリットについてお話しています。思いがけない夜勤常勤の魅力に出会えるかも?仕事を決める上での参考にどうぞ。
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夜勤専従として働くシングルマザーの看護師。今の職場を選んだ理由や、仕事を探す上での苦労話についてお話してもらいました。女手一つで子供を育てているママさんナースを応援しているページです。
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夜勤専従看護師の場合、2交代制と3交代制ではどちらが働きやすい?現役看護師がそれぞれの利点についての意見バトルを繰り広げているので、ぜひご参照あれ。
看護師の転職体験談
昔はバリバリ働いていたけど・・・
夜勤専従って、短時間でがっつり収入を得られるから高給与を期待する方や忙しい人にはまさに理想的な働き方ですよね!私自身、そんなメリットに惹かれて長年、夜勤看護を続けてきました。特に若い頃はがんがんシフトを入れていたおかげで、日勤帯の看護師さんがびっくりするくらい稼いでましたね。昼夜逆転の生活が続くと体力的にきついと感じることもありましたけど、ちょっと寝ればすぐに回復!身体に支障がでるなんてことも全くありませんでした。結婚もしてないし、このまま夜勤専従として活躍していくんだろうなぁと漠然と思ってたんですけどね・・・。
歳を重ねるにつれ、だんだん無理がきかなくなってきたんです。寝ても寝ても取れることのない疲労感、緊急時のハンパない忙しさ、周りの人たちと違う時間帯での生活を送っていることへの虚しさ、色々な思いが頭によぎってきて・・・。気づいたら「転職」を意識するようになっていました。
夜勤専従の魅力を感じながらも転職に踏み切った看護師のありのままの体験談、聞いてもらえますか?
お金より健康が大事!
転職を意識するようになって改めて考えてみたんです、夜勤が私にもたらす恩恵と悪影響について。今までどおり夜勤専従として活躍すれば老後の心配なんて全くないほどのお金が手に入るし、日中は自分の時間だから趣味に遊びに没頭できる。でもこのまま今の生活を続けてきたら私の身体はどうなるだろう。今でもきついと感じているのに、これから先、踏ん張ることができる?今、身体の悲鳴を無視したら後悔してしまう事になるんじゃ?
ああでもない、こうでもないと悩んだ挙句、私は一つの結論に至りました。「お金は今まで十分に稼いできたし、これからはもっと自分の健康に気を遣って生きていこう」と。だって、いくらお金があっても健康じゃなければ充実した日々なんて送れるはずがないのですから。それに万一病気になってしまったって、私は独り身。頼るパートナーもいませんし、親に看病してもらう年頃でもありません。元気な老後を過ごすにはそろそろ夜勤専従の働き方は卒業する時期だと悟ったのです。
悩みぬいた末、転職を決意!
私は長年お世話になった病院を後にすることを決意しました。看護師長からは「辞めなくてもここの病院で日勤看護師として働けばいいじゃない?」と言われましたが、同じ病院でも日勤の仕事は夜勤時とは違います。「今まで勤めてたのに、何で分からないの?」と思われるのも嫌だったので、師長には申し訳なかったですが心機一転、転職することにしたのです。
もう40歳に手が届く年齢、しかもほとんどと言っていいほど夜勤しか経験がない私。いくら売り手市場の看護業界とはいえ、就職活動は難航、面接を受けては落ち、受けては落ちの日々が続きました。「やっぱり日勤の仕事を見つけるのは無理なのかな?」と諦めかけていた時、看護師の友達から転職サイトというものがあることを教えてもらったのです。早速チェックしてみると、かなりの数の看護師専門サイトがあってビックリ!わらにもすがる思いで一つのサイトに登録しました。「40歳で転職なんてバカにされるかな」と半ば自嘲気味だったのですが、担当の方が必死に私にあった職場を探してくれて、理想どおりの職場にめぐり合うことができました。今は、日勤のみの仕事に携わり、健康的な毎日を送っています。
「日勤の仕事をしたいけど夜勤専従しか経験がない」「転職したいけど年齢が行き過ぎている」、とお悩みの看護師さん、あきらめることはないです!私の体験談で少しでも前向きになってもらえればと思います。